|
・In English
前提知識
・分散、共分散とは
・最小二乗法とは
■最小二乗法による単回帰式の導出方法
こちらでも説明した様に、最小二乗法によって求める単回帰式は以下ですが、その導出方法を説明します。
先ず最小二乗法は回帰式との残差の平方和が最小となる様なAとBを求めるので、以下のとおりとなります。
上式をAとBで偏微分します。
(2)式を以下のとおり変形。簡単化のため各項を2で割っています。
となり、Bを求めることが出来ました。yi, xiの積算をnで割ることは平均を意味しているのがポイントです。
次に(1)を以下のとおり変形。こちらも各項を2で割っております。
(3)を上式に代入
となります。分散の公式より、
より、
となり、Aも求めることができました。
■最小二乗法による重回帰(2変数)式の導出方法
説明変数が2変数(w , x)の場合の公式は以下となります。導出方法の考え方は単回帰の時と同じなので、詳細な計算過程は省略します。
なお(4)式はまとめて以下の様に行列で表現すると解りやすく、この行列を分散共分散行列と言います。
■最小二乗法による重回帰(3変数)式の導出方法
以下となります。変数が増えても同じように対応が可能です。
サブチャンネルあります。⇒ 何かのお役に立てればと
|
|