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・In English
■オルタネイト式とモーメンタリ式の違い
以下図で説明します。
①がモーメンタリ式といい、スイッチを押している間だけ状態がONとなります。モーメンタリ(Momentary)という言葉から「その間だけその状態になる」ということになります。
②がオルタネイト式といい、スイッチを押した指を離してもその状態が継続されます。オルタネイト(Alternate)という言葉から「交互にその状態になる」ということになります。
③もオルタネイト式で、指を離したらスイッチの位置は戻りますが、その状態が継続されます。スイッチの機構的にはモーメンタリの動作をするので、これをモーメンタリ式という人もいます。ただON/OFFの状態遷移の仕方によって
オルタネイトかモーメンタリかを区別するのが一般的なようです。なお、このタイプの場合、現在の状態がONかOFFかわからない場合はスイッチを光らせるなどの対応をとる必要があります。
テレビの電源はテレビ画面を見たら明らかにONかOFFか判別がつくので、ボタンを光らせるなどの処置は不要です。
■トグルスイッチとは
トグルスイッチとは以下形状をしたスイッチのことで、トグル(toggle)とはもともと留め釘という意味のようです。飛行機のコックピットにたくさんついているイメージがあります。
トグルスイッチにもオルタネイト式とモーメンタリ式があります。
<電子式のトグルスイッチ/トグルボタン>
以下は電子式のトグルスイッチです。スマートフォンなどでよく見かけます。見た目で機械式のトグルスイッチを連想することができます。
以下もトグルスイッチ/ボタンといいます。これはトグルスイッチではなく、オルタネイト式のプッシュボタンと呼ぶべきと個人的には思いますが、トグルボタンの呼び名として定着しています。
なお、上記をトグルスイッチと呼ぶからかどうかは分かりませんが、機械式のオルタネイト式プッシュボタンでも、トグルスイッチという人もいます。
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