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公開日:2017/1/11 , 最終更新日:2018/11/6
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■回路図の読み方の基本①
電気回路で扱う基本的な素子として「抵抗:R」「コイル:L」「コンデンサ:C」があります。
これらを組み合わせて回路に様々な特性を与える事が出来ますが、RC回路、RLC回路等として以下のように表現します。
上記回路はどういった物かイメージが難しい場合は、高校で習うような形として以下の様に表現します。
こうすると解りやすいと思うのですが、例えば図1のRL回路で意味するのは、Vinが抵抗部分で分圧された電圧(Vout)を
他デバイスなどに繋げて供給するためにこのような回路を作ります。VoutはRやLで自在に設定することが可能です。
また下記回路は取得する電圧の部位が異なるため、全く意味合いが異なる物となります。詳細はRL回路やRC回路で説明いたします。
また以下記載も上記で記載したRL回路と同じで、記述の簡素化の処置です。
■回路図の読み方の基本②
デジタル回路などはトランジスタが非常に多く使われます。トランジスタはスイッチ機能を持っており、
電流の流れを切る変えることが出来ます。この時、端子の電圧レベルがどうなっているかを考えます。
上記の様に、スイッチがONされて電流が流れている状態ではスイッチ手前の電圧は0Vとなり、スイッチがOFFされて電流が流れていない時はスイッチ手前の電圧は
高くなります(この場合は5V)。これは以下に説明するオームの法則を使えばそうなるのが解ります。スイッチOFFの時は抵抗が無限大と考えれば良いです。
この特性を利用し、論理回路を作ったり、他の回路を繋げてデバイスを駆動させたり、回路の故障を検出したり、非常に重要な役割を持っています。
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