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前提知識
マイコン、LSI、IC、ASICなど集積回路に関する用語を簡単に説明します。
■IC (Integrated Circuit:集積回路)
集積回路といい、半導体などの電子部品を集積した回路の総称です。後述するマイコンやASICなども全て集積回路に含まれます。
■LSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)
ICをより大規模化したものをLSIといいます。素子数が1000以上でLSIと呼ぶようです。
■マイコン(Micro controller)
演算機能を持ったCPU(Central Processing Unit)やメモリなどの回路を持った集積回路のこと。従ってマイコンも広義ではIC/LSIとなります。
なおマイコンというと、マイクロコンピュータの事を指す場合があります。マイクロコンピュータとはパソコンの昔(1970年代ころ)の呼び名です。
■GPU (Graphics Processing Unit)
画像処理や、くり返しの定型演算や並列演算に特化した集積回路で、画像処理はもちろんのこと、近年はディープラーニング用の演算にも用いられます。
CPUは複雑な処理が得意でマイコンの中心的役割を担うのに対して、GPUは特定の処理をひたすら行うという役割分担になっています。
■ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)
名前のとおり特定用途のために作られたICのことです。エーシックといいます。ASICの設計、製造手法の一つにGA(Gate Array:ゲートアレイ)等があります。
ASICとは対を成すものとして汎用ICがあります。
■FPGA(Field-Programmable Gate Array)
製造後に構成を設定できる集積回路で、自らプログラム可能なゲートアレイ。用途に合わせたICである点はASICに似ておりますが、
ASICとの違いは、FPGAはフラッシュROMを使用しているので、購入後自らプログラムして中身の動作を変更することが可能な事です
ASICはマスクROMを使用して購入後は中身を作り直すことが出来ません。
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