ValidationとVerificationの違い



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公開日:2022/4/24          

In English


validationとverificationはソフトウェアの世界でよく使われる単語で、どちらも「検証」という意味で使われますが、その意味と違いがよく分からなくなるので覚え方を説明します。

■ValidationとVerificationの違い

validationは、出来上がった製品やシステムが、そもそもの要求と合致しているかどうかを検証すること。verificationは、出来上がった製品やシステムが仕様どおりに動いているかどうかを検証することです。 以下の様によく言われます。

 ・ 正しい製品を作っているか検証するのがvalidation
 ・ 正しく製品を作っているかを検証するのがverification



<覚え方>

どちらがどちらの意味か分からなくなってしまう場合は、単語の語源から覚えるのが良いと思います。

validationの「val」は「価値のある」という意味で、value(価値)と同じ語源からなります。従って、製品が価値のあるものかどうかを検証するのがvalidationです。

一方verificationの「ver」は「真実の」という意味で、very(とても、まさに)の語源もここからきています。従って、(製品が価値があるかはわからないが) 真実であるか(作ったとおりであるか)を検証するのがverificationです。









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