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モータードライバICでDCモーターを駆動させます。モータードライバICはTOSHIBA製のTA7291P、モーターはタミヤ製のFA-130タイプノーマルモーターを使用します。
1.モータードライバICの端子配列
下記のとおりとなっています。ICの左側にへこみがある面を上にした場合に、左側から1、2、3、…10番ピンとなります

端子No | 端子名 | 説明 |
1 | GND | グラウンド |
2 | OUT1 | モーターへの出力端子1 |
3 | N/C | 無接続。Normally Closedの略 |
4 | Vref | モーターのPWMによる電源コントロールの為、 この端子に電圧を与える |
5 | IN1 | マイコンに繋ぎ、モーターのOUTをコントロール するための電源をこの端子に与える |
6 | IN2 |
7 | Vcc | ドライバICの電源としてこの端子に電圧を与える |
8 | Vs | モーターを作動させるための電源をこの端子に与える。 電源はドライバICの安定性確保のため、ドライバICへ 供給する電源とは別にすること。 |
9 | N/C | 無接続 |
10 | OUT2 | モーターへの出力端子2 |
<INとOUTの関係>
IN1とIN2に与える電圧に対する、OUT1とOUT2の電圧値、及びモーターの作動を以下に示します。
IN1 | IN2 | OUT1 | OUT2 | 機能 |
LOW | LOW | 0 | 0 | ストップ。作動しない。 |
HIGH | LOW | HIGH | LOW | 時計回りに回転(CW)。Clock Wise |
LOW | HIGH | LOW | HIGH | 半時計回りに回転(CCW)。Counter Clock Wise |
HIGH | HIGH | LOW | LOW | ブレーキ |
2.Arduinoとの接続図
下記のとおりになります。

3.プログラム
以下のとおりになります。アナログPINには端子初期設定は不要です。
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void setup(){
    pinMode(7,OUTPUT); // IN2用出力ピン
    pinMode(8,OUTPUT); // IN1用出力ピン
}
void loop(){
// 回転
    digitalWrite(7,HIGH);
    digitalWrite(8,LOW);
    analogWrite(9,100);
    delay(2000);
// 静止
    digitalWrite(7,LOW);
    digitalWrite(8,LOW);
    delay(2000);
}
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