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前提知識
・確率密度関数
確率密度関数f(x)が次の式で表される分布をベータ分布といい、ベイズ統計学でよく使用される分布となります。

またベータ分布を以下の様にも表現します。

kは比例定数といい、f(x)の総和が1であるという確率密度関数の性質(詳細はこちら)から、f(x)の総和を1にするような調整項となり、
以下の様に表されます。

B(p,q)はベータ関数、Γ(x)はガンマ関数といい特殊関数となります。
■グラフの形
・p=4,q=1のとき。 (K=4となります)

・p=3,q=2のとき。(K=12となります)

・p=1,q=1のとき。(K=1となります)

これは、どんな確率変数xの値に対しても発生確率が同じであるため、一様分布といいます。一様分布の身近な例として
サイコロの目などがあります。ただしサイコロは離散型の一様分布です。
■ベータ分布の意味
ベイズ統計の立場で考えると、このベータ分布は確率論的な意味はあまり持たず、計算のしやすさからこの分布を用いられているという
意味合いが強いようです。
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