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前提知識
・電気回路の基本
・RC回路
・Scilabとは
こちらで説明したRC回路より少し複雑な形の下記RC回路にて、電圧V1(t)を与えた時のコンデンサ間電圧V2(t)の時間的変化を考えます。

上記のような表現の回路図では解りずらい場合は、以下の様にすると解りやすくなるかと思います。

キルヒホッフの法則により以下の関係が成り立ちます。

ここからi1を消去することを考えます。(2)を微分すると、

となります。またここで、

となります。
■ブロック図で表現
これをブロック図で表現すると以下の様になり、V2(t)を表現できたことになります。

■Scilabで動作確認
Scilabで設計すると以下の様になります。

パラメータは以下とします。
R1=1 , R2=2 , C1=0.1 , C2=0.5 より、
A=5 , B=16 , C=10
シミュレーション結果は以下となります。

サブチャンネルあります。⇒ 何かのお役に立てればと
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